コラム

関係人口 – 生きるリアリティに飢える都市住民たちへ / 編集長:高橋博之

2018年02月10日 文=高橋博之(東北食べる通信編集長) 写真=黒田知範

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東北食べる通信編集長:高橋博之

不定期更新 編集長:高橋博之が今思うこと

ほどほどなるままに

草を伸び放題にしてたらどうなるよ
その下の低い草に日が当たらず枯れちまうだろ
地を這うような低い草は
人に踏まれても生きて
土に強い根を張る
その根が崩れない畔をつくる
強い畔があるから
人の手で水の出し入れができて
稲を育てさせてもらえる
それで俺たちも生きられる
丈の高い草はあっという間に伸びて
その影になる地を這う草は枯れる
そんなことはおかまいなしに上へ上へ
目もくれずに上へ
宮本武蔵ってのはそういう男だろ

以上は、バカボンドの一場面である。今の社会そのものではないか。武蔵はこのセリフを吐いた百姓との出会いで変わっていく。かつての僕がそうだったように。だから、生産者と消費者は交わるべきなのである。

これまでの「ほどほどなるままに」

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