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つくる人と食べる! − 相馬市の農家・菊地将兵さんと交流するプレミアムな時間

誌面と食べものを届けて終わりではなく、食べる人と作る人が直接会う機会も積極的に作っています。今回は2017年11月号で特集した福島県相馬市の農家・菊地将兵さんを東京にお招きして、プロのお料理でもう一度相馬土垂をいただきました。

成影沙紀文=成影沙紀写真=成影沙紀|2018年01月13日 東京都千代田区

相馬の農家と料理人による一夜限りのフルコース

2017年11月号で特集した福島県相馬市の菊地将兵さんを東京に迎え、相馬土垂(そうまどだれ)を食べる会を開催しました。相馬土垂とは、菊地さんがおよそ40年ぶりに復活させた相馬市唯一の伝統野菜である里芋です。20人ほどの方にお越しいただき、大感動のうちに終了しました!菊地さんが震災後の相馬で農業を始めた時の苦労や、奥様との馴れ初め、相馬土垂を復活させるまでの道のり、ミルキーエッグを値上げした理由など、アツくアツく語っていただきました。(途中アツすぎて30分押しになり焦りました・・・)

お料理は、菊地さんがミルキーエッグを始めた時からすぐにお店に入れて使い続けているという五色GEMS市ヶ谷店にて、菊地さんの同級生・佐藤料理長によるこの日のためだけの相馬土垂フルコースでした。親芋を使った土垂豆腐や、山形風芋煮と福島風芋煮の食べ比べなど、個性的なメニューが並びました。

「お釣りは寄付してください」

そして、最後に相馬ミルキーエッグを限定10個で販売したのですが、即完売。しかも、売り上げ合計が8,300円になるはずが、11,090円に・・・。菊地さんの「母子家庭の子供たちにもオーガニックの、いいものを食べさせたい」という想いと活動に共感した皆さんが、「お釣りは寄付してください」とお支払いただいたのです。東北食べる通信ではつくり手の想い、人生を伝えています。一緒に届く食べものも味わうことができます。でも直接「会う」ことは「読む・食べる」の100倍もの感動があるなぁと再実感した夜でした。

成影沙紀

成影沙紀

京都府宇治市出身。大学時代に東北食べる通信・編集長の高橋に出会い、彼が語る農家漁師の姿に惚れ込み、そのまま購読。1年の東京での武者修行を終え、夢だった東北食べる通信のスタッフになる。新しい生産者に会いに行く特攻隊長。