ほどほどなるままに

明治維新から150年

高橋博之(東北食べる通信編集長)文=高橋博之(東北食べる通信編集長)写真=daily|2018年02月16日

生命とは何か。従来は、究極的には生命は静的なパーツが集まってできたプラモデルであるという機械論的生命観が支配的だった。一方、福岡伸一先生は、人間が口から取り込んだ食べものの分子は身体を構成する分子と絶え間なく交換され続けていて、要するに生命とはパーツ自体のダイナミックな流れの中に成り立っている効果そのものなのだと「動的平衡」を提唱している。方丈記の無常観である。日本人は未だに機械論的生命観で世界を見ている。明治維新から150年。西洋かぶれもたいがいにしたい。

高橋博之(東北食べる通信編集長)

高橋博之(東北食べる通信編集長)

岩手県議を辞め、マンモス防潮堤に反対し、知事選に出馬。前代未聞の選挙戦で落選し、政界引退。事業計画も書けないのに事業家に転身。NPO東北開墾を立ち上げ、東北食べる通信を創刊する。 http://kaikon.jp